草かんむりに包むと書く「種」には、「携えて歩くその地の産物」という意味もある。 納豆も、その昔旅のお供の食料として携帯した煮豆が暑さで発酵して、いつのまにか自然にできたという話が伝えられています。 納豆と藁の関係は、もともとは「運ぶもの」と「包むもの」の関係でした。身近にあった蕊に運搬製と保湿力、保温力があって、そこにたまたま納豆菌がいたという訳です。 初めて納豆を目にした人はとても驚いたことでしょう。
さて翌日、ワクワクしながら土を掘ると、まだ温かく湿り気も残っている状態です。進から早くも香ばしい匂いが立ちのぼってきます。間違ってもあの発泡スチロール入りの納豆の臭さでとは無縁の状態です。 東野家ではふだんは専用のプラスチックタッバーで納豆をつくっているそうだが、「やっぱり蕊でつくった納豆は味も香りも全然違う」とのことです。 あったかご飯に出来たてほやほや納豆の組み合わせです。それいったい今までの人生で食べてきた納豆は何だったのかと思うほどのおいしさでした。 お膳には畑で採れたセリとアスパラ、筒の煮物、そしてユキホさん手作りのこんにゃくと薫り高いお茶が用意されていました。 しみじみとありがたい幸せな気分になれるランチでした。